サイコロジカルライン
factor.formula
サイコロジカルライン(PSY)の計算式:
デフォルトパラメータ:
ここで:
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t日目のサイコロジカルライン指標の値。
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i日目の終値。
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i-1日目の終値。
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インジケータ関数。i日目の終値がi-1日目の終値より大きい場合は1、そうでない場合は0。この関数は、N連続取引日以内の終値が上昇した日数をカウントするために使用されます。
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サイコロジカルラインの計算に使用されるデフォルトの期間長は12取引日です。期間が短いほど価格変動に敏感になり、期間が長いほど滑らかになり、ノイズの影響を軽減できます。
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t - N + 1からtまでの合計を表します。つまり、過去N取引日の統計です。
factor.explanation
サイコロジカルライン指標の説明は以下の通りです。
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値の範囲: PSYの値は0から100の間です。
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値の意味: PSY値が高いほど、統計期間中に株価が上昇した日数が多く、市場心理が強気側に偏っていることを示します。PSY値が低いほど、株価が下落した日数が多く、市場心理が弱気側に偏っていることを示します。
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買われすぎと売られすぎ:
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PSY値が25未満の場合、通常は売られすぎ領域とみなされ、株価がまもなく反発する可能性があることを示します。
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PSY値が75を超える場合、通常は買われすぎ領域とみなされ、株価がまもなく反落する可能性があることを示します。
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PSY値が10未満の場合、通常は極度の売られすぎとみなされ、反発の可能性が高いです。
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PSY値が90を超える場合、通常は極度の買われすぎとみなされ、反落の可能性が高いです。
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使用上の注意:
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PSY指標は変動の大きい市場に適しており、トレンドのある市場では遅れる可能性があります。
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市場が大きく変動する場合、PSY指標は25から75の間で頻繁に変動し、無効なシグナルを生成することがあります。他の指標と組み合わせて補助的な判断をする必要があります。
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PSY指標は、相対力指数(RSI)や移動平均(MA)などの他のテクニカル指標と組み合わせて使用することで、判断の精度を向上させることができます。
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市場や期間が異なる場合、PSY指標の買われすぎおよび売られすぎの臨界値は、実際の状況に応じて調整する必要がある場合があります。
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